朝のことです。いつものように満員電車に乗っていた時、お尻に不自然な感触を感じました。
痴漢が手の甲を付けたり放したりしていたのです。痴漢には毎日会います。
でも、多くの場合は手の甲でお尻を軽くさわってくる程度です。
ときには手の平を向けて、押しつけてくることもありますが、そのくらいだと、
偶然だと居直られたら困るし、事を荒立てるのがおっくうなので、私も我慢しています。
でもその日の痴漢は、直ぐに手の平をお尻に這わせ、撫で回してきたのです。
明らかに痴漢行為です。私の身体は緊張で固くなり、頭の中はどうしようで一杯です。
ときどきこのような度を越した痴漢、と言うか、正真正銘の痴漢に遭遇します。
その時は声を上げて痴漢を駅員に突き出すとどうなるだろう、といつも考えてしまいます。
(本当は、そんな勇気はないけれど)。会社ではごく普通の真面目な会社員で通り、
家には奥さんと可愛いお子さんが待っている、そんな平凡なサラリーマンが、
ちょっと女の子のお尻に触ったがために、職を失い、人生はめちゃくちゃ。
罪もない子供達は飢えて泣き叫び、奥さんは無理心中を真剣に考える…。
そんな図式が、私の頭の中で展開します。これは多分、私だけの事でしょうが、
人間のクズにも等しい痴漢でも、その家族までもが路頭に迷うのではないか、
と、心配になってしまうのです。お人好しでしょうか。それとも、自分の勇気のなさを、
ごまかしているのでしょうか。とにかく、私は痴漢にされるがままになっていました。
行為がもっとエスカレートしたら、その時抵抗すればいい、と、自分に言い聞かせて。
そうしてると痴漢の手はますます大胆になり、お尻の丘をぐいっと揉んだり、
全体を大きく撫で回したりし始めました。やばいな、と、思いました。
と言うもの、その日の私は、かなり短いミニスカートに生足だったのです。
そんな格好で満員電車に乗るのは、痴漢して欲しい証拠だ、と、痴漢は言うことでしょう。
でも女には、いくら痴漢が恐くても、そういう格好をしなければならない時があるんです。
それが、私の場合、その日でした。一駅間(約5分間)、ずっとお尻を撫でられ、
揉みほぐされました。私の忍耐も、次第に揺らいできました。痴漢の手の平が、
お尻の肉に馴染んできたせいでしょうか、それとも、痴漢がそれ以上の行為に及ばないので、
気を許してしまったのでしょうか、とにかく私はついつい感じ始めてしまいした。
何かお尻がほんのり暖かく、妙に妙に心地よくて敏感になってしまったのです。
痴漢に触られて感じてしまったのは、これが初めてではありません。というより、
本気で触ってくる正真正銘の痴漢にかかると、情けないことに、私は大抵感じてしまいます。
でも、決して喜んでいるわけではありません。悔しさと、情けなさと、困惑と、
そしてほんの少し、もっとして欲しいと思う気持ちが入り乱れて、頭の中はパニックです。
それ見ろ、やっぱりもっと触って欲しいんじゃないか、と、痴漢の皆さんは言うでしょう。
でも、それは違います。感じてしまうのは、体の反応です。いくら屈辱的な状況でも、
或いは我慢していても、女の悦びを知らないわけではないから、どうしても反応します。
私だって、生身の女の子ですから。それに体が感じたらもっともっとと体が要求するのは、
仕方のないことです。女の子にだって、性欲はあります。性感を刺激されたら、
どんどん濡れてくるししたいと思います。でもここで言いたいのは、体と心は別って事です。
体がいくら悦んでも、心は喜んでいません。むしろ苦痛にさいなまれます。
途中駅での人の乗り降りにまぎれて逃げれば良かったのですが、電車が停車している間も、
絶え間なくお尻を刺激され続けていたので、私は動くことができませんでした。
それに、こんなにじっくりと時間をかけて愛撫されたのは、生まれて始めてで、
今つきあっている彼氏よりも、ずっとずっとテクニシャンでした。
電車が再び動き出すと同時に、痴漢の行為は第2段階に入りました。
背後から両手で腰を引き寄せると、自分の股間に私のお尻を押しつけたのです。
お尻の割れ目に棒状の感触がありました。不覚にも、ああっと声を出してしまいました。
顔から火が出そうでした。周りの人には気付かれなかったようですが。
痴漢にはその声が聞こえたのかどうか、股間をお尻にぐりぐりと押しつけながら、
前に回した手は私のミニスカートの中へ。当然、私は両足をしっかりと閉じていました。
これ以上おもちゃにされるのは御免です。いやらしい手つきについ感じてしまったけれど、
これ以上のことは絶対にさせません。そう自分に言い聞かせて私は耐えていました。
痴漢の手は下着の上から、一番敏感なところを中心に、円を描くように動き続けました。
自分でもできないようなソフトタッチでした。後ろからはお尻の2つの丘の間で、
異物感が絶え間なく、しつこく自己主張してきます。すごく硬い感触が伝わってます。
それでも私は下を向き、口を堅く結んで、目をつむって耐え続けました。
相手はイヤらしい痴漢なんだ、人間のクズなんだ。そんな奴に触られて、感じるはずがない。
こんな事が気持ちいいわけがない…。と、心の中で必死に唱えながら…。
額に脂汗が浮いてくる感じがしました。そんな馬鹿な、そんなはず、ない…。
でも、あそこがどんどん濡れて来るのが分かるんです。頭がぼぉーとしていて気が付いたら、
私は背筋を伸ばし、痴漢の手にあそこを押しつけるような姿勢になっていました。
痴漢の指が、下着の横から侵入してきました。堅く閉じていたつもりの両腿が、
いつのまにか緩んでいて、指はつるりと、大事な部分に沿って差し込まれてしまいました。
長い指でした。指は割れ目に沿って、じわじわとスライドしてきました。
その感触から、自分のあそこがものすごく濡れていることが分かりました。
そしてこの瞬間から、私の今までにない最も狂おしい時間が始まったのです。
今回こんな恥ずかしい体験談を投稿しようとしたのは、この狂いそうな思いを味わうのが、
二度と御免だからです。どんなに辛い思いだったかを、正直に、正確に書きます。
痴漢に大事なところを直接触られたのは、高校生の頃から通算して、これが3回目でした。
1回目は忘れもしない、高一の春。まだ処女で、毎晩覚えたてのオナニーがやめられなくて、
自分は異常かも知れないとくよくよ悩んでいた頃。痴漢のずうずうしい攻撃に感じてしまい、
快感から逃れるすべも分からず、ただされるがままにイカされてしまいました。
他人にイカされたのは、初めてでした。激しい自己嫌悪から、自殺も本気で考えました。
その一方で、毎晩、痴漢されているところを想像しながら、オナニーにふけっていました。
そしてその翌朝はさらに激しい自己嫌悪に陥る…、そんな暗い青春でした。
痴漢の指は、まるで沈み込むように、じわじわと割れ目の奥深くに入り込んできました。
そこから、前の方に、私の一番弱いところを目指して上がってきました。
指がそこに到達したとき、全身がビクッと震えました。指が小刻みに振動してきます。
私は声を押し殺して耐えました。感じる…。すごい…。このまま続けられたら、
きっとイッちゃう…。そんな地獄のような快感の時間が流れました。
途中、電車は何回か駅で停車したはずですが、私は全然気づきませんでした。
いくら頭で否定しても、快感の波が次から次へと押し寄せてきます。「やめて」「助けて」
「この人、巧すぎる」「早く終わって」「そこがいいの」「私はなんてイヤらしい女」
「もっと激しくして」声が出せたら、それだけのことを同時に叫びたかった。
そして、長い指がなんなく私の中にズルリと挿入されてきたとき、
私はもう、覚悟を決めるしかないことを悟りました。私は観念しました。
イカされることを。長い指がくねくねと回転しながら、激しく出し入れされました。
その上の一番敏感な部分は、別の指が小刻みに振動を与えて、快感を掘り起こします。
急速に昇りつめてくるものを感じ、私は声を殺したまま、口を開けて吐息をもらしました。
その瞬間、痴漢の指と自分の体が一体になったような感覚が生まれ、私は理性を失いました。
その後のことは断片的にしか覚えていません。次の停車駅で降ろされ、
腕を引かれるようにしてホテルに連れ込まれました。私は特に抵抗もせず、
よたりながら痴漢に従っていたようです。ホテルの部屋に入るや否や下着を下ろされ、
ミニスカートを着けたまま、お尻をぎゅっと掴まれ、バックで挿入されました。
それはこれまで味わったことのない、激しいピストン運動でした。
バシュッ、バシュッという音が何百回も繰り返され、私は何度となく昇りつめました。
痴漢されてホテルに連れ込まれたのは、今回で2回目です。初めての時は19才の夏。
大学は夏休みで、私も気が緩んでいたのでしょう。やすやすと痴漢の指の侵入を許し、
初めての時と同様、イカされてしまいました。半分脅されながらホテルに連れ込まれ、
そこでもたっぷりと時間をかけて、指と舌のエジキにされました。
私は、連続してオルガスムスに達することを覚え込まされました。
その後はペニスによる責めです。偏執狂の男だったのか、犯されてはなぶられ、
なぶられては犯され、ほとんど一日中、やられ続けました。
私は途中から、積極的に腰を使ったり、自ら求めたりしていました。
その日からしばらくは、自己嫌悪から拒食症になり、それでもその体験を思い出しては、
オナニーすることが止められず、狂ったような生活をしていました。
今でも、激しい自己嫌悪と、痴漢に対する憎悪の念は、ときおり私を狂わせます。
こんな体験談を発表するのも、狂気のなせる業かも知れませんね。私は正直に書きます。
私は痴漢されて感じました。電車の中で、イキました。ホテルに連れ込まれ、犯されました。
犯されているのに、何度もイキました。そして、そんな体験を思い出しては、
オナニーをしています。彼とSEXするときも、犯されていることを想像しながらしています。
だけど、それとこれとは別です。痴漢は許せません。レイプなんて、もってのほかです。
女はすけべだから何をしても良いと思うのは間違いです。いくら体が悦んでも、
心は傷ついています。たとえイカされても、後から苦しむのです。
痴漢の皆さん、分かっていただけましたか?あなた方は、電車を降りれば、
普通の善良な市民のはずです。家族や会社のために真面目に働く人のはずです。
人間の心を持っているはずです。もう二度と、痴漢行為はしないで下さい。