わたしは坊主頭の人を見ると、エッチな気分になってしまいます。頭部が亀頭に、カラダ全身がオチンチンに思えてしまうんです。だから先週、友だちの裕彦と飲んでいて、
「エッチしよう」
と言われたときも、すんなり受け入れてしまいました。裕彦は、ツルツルの坊主頭です。しかも、顔全体が亀頭っぽい形をしていて、チンコ人間みたいなビジュアルなのです。
歩いている間に、わたしはすっかりその気になっていて、ホテルの部屋に入るなり、裕彦の頭をなでまわしました。
「なんだよ美紀、そんなになでるなよー」
「この頭が好きなの」
「チンコみたいだって、よく馬鹿にされるんだ」
「わたしもそう思う」
「どうせなら、本物のチンコを触ってよ」
裕彦はズボンのファスナーを下ろし、わたしの右手をつかんでトランクスのなかへ誘導しました。硬くなりかけたペニスが、手のひらにあたりました。すぐさま、包み込むようににぎってあげます。
「しごいて」
「言われなくてもしてあげるから、大丈夫だよ」
ゆっくり手を動かし始めると、裕彦は目をうつろにし、おおぅ、と低い声でうめきます。そして、手を伸ばして、ブラウスの上からわたしの胸をもみあげてきました。
「オッパイさわりたいの?」
「うん」
左手だけで、ブラウスのボタンを外しました。
「あとは脱がせて」
裕彦は何度もつばを飲み込みながら、わたしの上半身を裸にしました。両手で胸をやさしくもみながら、親指で乳首をコリコリと刺激してきます。わたしはうっとりとしてきて、自然に声がもれてしまいました。
「あぁんっ」
そのことには、手のなかのペニスはすっかり硬直していまいした。先端から汁が出てきていて、わたしの右手はわずかに濡れていました。
「美紀、オマンコ舐めて欲しい?」
「舐めて欲しいけど、わたしもオチンチン舐めたい」
「じゃあ、舐めあいっこしようか」
「うん」
抱き合ってベッドまで行き、シックスナインをはじめました。大きくなったペニスを咥えると、その先っぽが喉の奥まで届きました。むせそうになりながらも、唇で締め付けながら出し入れを繰り返します。
「美紀のオマンコ、キレイだよ」
そう言うと、ペチョペチョと音を立てて、裕彦は性器を舐めはじめました。割れ目に舌を当てられると、気持ちよすぎて、フェラチオを中断してしまいそうになります。
「お豆も舐めてやるよ」
指で淫肉を押し広げられる感触があり、その後にすさまじい快感が全身を走りました。裕彦が、クリトリスを舌先で刺激しはじめたのです。
「あぁんっ、だめだめだめぇっ、そこはっ、あはぁっ」
ペニスから口を離し、わたしは叫びました。裕彦の舌が動くたびに、大きな声を発してしまいます。あまりの快感に力がぬけ、口からヨダレを垂らしていました。
「お、お願いっ、ストップッ」
気がくるってしまいそうで怖くなり、裕彦のクンニを止めさせました。わたしはベッドに仰向けになり、肩で息をします。そんなわたしを見て、裕彦は笑いました。
「ずいぶん激しく感じてるね」
「そうなの、おかしいのっ」
「また舐めてやろうか」
わたしは首をふります。
「それよりも、早くいれて欲しい」
オチンチンが欲しくて、しょうがなくなっていました。一秒でも早く、肉棒でわたしの穴を埋めて欲しかったのです。
「しょうがねーな、いれてやるよっ」
うすら笑いを浮かべながら、裕彦はわたしに挿入しました。
「すげー、グヨグチョだ」
「いやぁっ、あんっ」
ガクッガクッガクッ、と裕彦はペニスを突き刺してきます。わたしは狂ったように喘ぎ、手を伸ばして裕彦の頭を抱きよせました。両手をつかって、胸元で力強くなでまわします。
「あぁー、美紀のオマンコ、すげー気持ちいい」
腰を律動的に動かしながら、裕彦はわたしの乳首を吸いはじめました。膣と乳首に全身系が集中しました。
「あはぁぁっ、いっちゃうっ、いっちゃうよぉっ」
裕彦の頭を強く抱きしめながら、わたしは絶頂に達しました。カラダ中が痙攣し、意識が定かでなくなります。相変わらず動き続けている裕彦が、愛しくて愛しくて、カラダ全部を膣のなかにいれてしまいたいぐらいでした。
「出るっ」
裕彦はわたしのなかで射精しました。放たれた精子が、膣の奥にあたります。子供ができたらどうしよう、と思いながらも、亀頭のような頭をなで続けました。